OWN OUTFIT CONTENTS Vol.1 STAND LOBBY

OWN OUTFIT CONTENTS Vol.1 STAND LOBBY

OWN(以下、O)今回のインタビューはOWNの新企画になるんですが、記念すべき1回目宜しくお願いします!まず、最初に自己紹介をお願いします。

STAND LOBBY山本(以下、S)STAND LOBBYという静岡のセレクトショップで店長をやっています山本です。宜しくお願いします!

O 早速ですが、STAND LOBBY設立の経緯を教えて下さい。

S 元々は静岡の違う場所に前身となるお店があったんですが、そのお店を今のオーナーの近藤が引き継ぐというかたちで今のSTAND LOBBYができました。それがちょうどコロナ禍の頃で、今の場所に移店したのが3年前くらいですね。

O お店の名前の由来も含めて、STAND LOBBYのコンセプトとかってありますか?

S 名前自体は、"Sから始まる店は潰れない”っていうジンクスがあるらしくて(笑)。

O (笑)。

S それでSTAND LOBBYに。結構適当な感じっぽいです(笑)。お店のアイテムセレクトは、"若い頃に買って、年齢を重ねてからも楽しめる洋服を"っていうコンセプトですね。ずっと愛されるアイテム、長く楽しめる洋服っていう。昔のSTAND LOBBYのアイコンか正にそのコンセプトを表していて、2人の男性のイラストなんですけど、あれは若者とおじさんが同じ洋服を着ているんです。

O なるほど、そういった意味が込められていたんですね。

S はい。ウチは結構昔から来てくれるお客さんもいますし、最近来るようになった若めのお客さんもいるんですよ。年齢層も幅広くて。

O 洋服のセレクトに関してはどんな感じですか?

S セレクト自体は結構ベーシックなアイテムになっているので、その中でちょっとこう遊びがあったりだとか、少し捻りの効いたモノをセレクトしていますね。結果、ジャンルレスなセレクトになっていると思います。あと、意図したワケではないんですが、結構MADE IN JAPANのモノも多かったり。やっぱり、ベーシックなアイテムって素材感が顕著に出るので、ファストファッションとの差別化を考えると、生地の表情がより良く出ているようなアイテムを選んでいるんです。

O 先にあげてもらったコンセプト的にも、自然とそういったセレクトになっていっているんですね。

S そうですね。今流行りのファストファッションって、ワンシーズンで消費していく、みたいな買い方が多いと思うんです。それはそれで良いんですが、それとは別軸のファッションの楽しみ方ってありますよね。経年変化だったり、着ていくことでできる"アジ"みたいな部分も楽しめる洋服を提案しています。

O オーナーの近藤さんも山本さんも若いのに達観してますね(笑)。

S (笑)。ECサイトとか、オンラインでお店に行かなくても買えちゃう時代ですけど、私も近藤も対面で販売する楽しさや、お客さんにアイテムの良さを共有し合う、みたいなことが好きなんです。

O OWNのお話も聞かせて頂けたらと思います。元々は代々木上原のセレクトショップ「Color at Against」の高橋くんにSTAND LOBBYを紹介して頂いて。山本さんから見たOWNの印象などを聞かせて下さい。

S アイウェアって、ヴィンテージ眼鏡も人気ですし量産物もあるし、価格帯も凄く広いじゃないですか。STAND LOBBYには幅広い年齢層のお客さんたちがいて、その方々に日常的にファッションに合わせてアイウェアを楽しんでもらいたいな、と思っているんです。そうなると、ヴィンテージより扱いやすさもあって日常使いができて、尚且つ日本人の顔のサイズ感にマッチするOWNは本当に最適と言うか。

O 嬉しいですね!

S 若いお客さんは少し背伸びをして買ってくれますし、年齢層高めの方たちはラインナップを楽しんでくれています。皆さん2個、3個とリピートして下さるので、凄く良い広がり方をしているな、と感じますね。

O では、今回、OWNの2025 Fall/Winterコレクションの新作を使ったコーディネートを山本さんに組んで頂きましたが、ご紹介をお願いします。

S まずはグレーのスウェットとブラックデニムを合わせたコーディネートです。ブランドはスウェットがPWAで、パンツがANACHRONORMですね。そこにOWNの#19を合わせました。

O 比較的シンプルな着こなしですね。

S そうですね。この組み合わせは、アイウェアありきと言うか。アイウェアが無いと野暮ったくなりがちなところに、OWN#19のクールで知的な印象の眼鏡を合わせることでバランスを取った感じです。服装がシンプルな分、アイウェアがアクセントになってくれていますね。この着こなしでは、屋外でレンズの色が変わる調光レンズをセレクトしています。調光レンズは室内だとクリアのままなので、1日中掛けっぱなしでいられるので便利ですね。

O ありがとうございます!次はニットのコーディネートですね。

S RICE NINE TENのニットに、ANACHRONORMのベイカーパンツを合わせました。このニットは手編みになっていて、ゆったりとしたサイズ感が特徴的です。RICE NINE TENというブランドは日本とパリで展示会をやっているので、OWN#18のクラウンパントが持つパリジャン的な印象とリンクさせてみました。ダークトーンでまとめつつ、ルーズなシルエットとエッジの効いたアイウェアの組み合わせがポイントですね。

O ニットのシルエットもオリジナリティがありますね。素材感も上質そうで。

S はい、着心地も凄く良いですよ。一点一点手編みで作られているんです。STAND LOBBYでセレクトしているニットは全部上質なので、チクチクしませんよ(笑)。

O 最後はカバーオールのコーディネートですね。ピンクのカバーオールって珍しいですね。

S カバーオール、インナーのニット、チノパンと、全てURU TOKYOです。アイテム自体は結構ワークっぽいデザインなんですけど、ピンクのカラーだったりシルエットだったりがとても綺麗な仕上がりになっているブランドなので、全然野暮ったくならないんですよ。そしてこのコーディネートではOWN#18の調光レンズをチョイスしてみました。

O ここにOWN#18の調光をセレクトしたのは?

S クリアレンズの時と、色が付いたた時で印象が変わるので、どちらの良さも映えるようにピンクのカバーオールを合わせました。この着こなしも、アイウェアがあるとシュッと引き締まる印象になっていると思います。アイウェアって、アクセサリーとしても凄く重要なアイテムですよ。

O 3コーディネートご紹介どうもありがとうございました!何か今後のSTAND LOBBYの動きや、インフォメーションがありましたらお願いします!

S オーナーの近藤は静岡駅で「スヌーザー」という飲食店の運営にも携わっていますし、"衣"、"食"、とやっているので、次は"住"に関する企画をやりたいな、と考えているところですね。皆さんの生活の一部というか、日常にスッと溶け込んでくれる雑貨や、インテリアなどが展開できたら良いですね。後は色々なブランドやアーティストとのPOP UPも予定していますし、OWNとも春くらいにイベントを計画しているので。早く詳細をまとめないとですね(笑)。

【INFO】
STAND LOBBY
〒420-0858
静岡県静岡市葵区伝馬町12-1
054-252-0515

HP:https://standlobby.official.ec/

instagram:@standlobby

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